NCPからApple iOS 9および10のための新しいVPNクライアントがリリース

本日、NCPエンジニアリングはApple iOS 9および10のための新しいセキュリティエンタープライズクライアントを発表しました。NCPセキュリティエンタープライズiOSクライアントは、iPhoneおよびiPadデバイスと会社のネットワークの間に高い安全性を持つVPN接続を確実にし、このVPN接続を中央管理することを可能にします。また、ユーザは他のVPNプロフィールを使って複数のネットワークに接続することも可能です。

NCPセキュリティエンタープライズiOSクライアントは、モバイルデバイスを中央管理型のセキュリティーコンセプトへ統合するために設計されました。管理者はユーザの介入なく、ユーザ構成や認証情報を設定することが可能です。NCPのiOSクライアントに使用される強力なセキュリティ認証機能は、OTP(ワンタイムパスワード)やPKI(公開鍵暗号基盤)のためのサポートが含まれており、未認証の第三者からの遠隔アクセスに対する包括的な保護機能も提供します。

さらに、Touch IDや3D Touchにも対応しています。Touch IDの指紋認証機能でセキュリティ強化を図るのはもちろん、設定済みのVPNに素早く接続することが可能です。また、静電容量センサーでユーザが直接ディスプレイをタッチ操作する方式の3D Touchを使うことで、より素早いタスクの実行が可能となります。

NCPエンジニアリングのCEOであるPatrick Oliver Grafは「事業運営のためにスマートフォンとタブレットを使う企業は増加しており、その中でもiPhoneやiPadの増加が目立ちます」と語る。「これらのモバイル端末で共用リソースにアクセスできることは大きなメリットですが、同時にデータの消失や盗難などが生じた場合のセキュリティ上のリスクも伴っています。新しいセキュリティエンタープライズiOS VPNクライアントは、Apple社のスマートフォンやタブレットのための中央集中型管理機能を提供しており、セキュリティ政策に応じてアクセス権限を承認または制御することが可能です」と話した。

NCPセキュリティエンタープライズiOSクライアントの新しいVPNは、オンデマンド機能を持ち合わせており、データの送信が必要な場合に直ちに自動的にVPNセキュリティ接続をする機能と、接続が切れた場合に自動で再接続を試みる2つの機能があります。

また、スマートNCPパスファインダー技術で、ファイヤーウォールを越えた遠隔アクセスやプロキシによるIPSec接続を遮断することが可能です。NCPのiOSクライアントは使い方もとても簡単。ユーザがセキュリティや接続状態をいつでも確認できる直観的なインタフェースを提供します。

さらにAppleデバイスに対しては、新たにリリースされたNCPセキュリティエントリーOS X Client V.2.05やNCPセキュリティエンタープライズOS X Client V.2.05がMac OS 10.12 Sierraに対応します。

リソース

- iOSクライアントのためのNCPセキュリティエンタープライズの詳しい情報はこちらのページをご覧ください。NCP Secure Client.

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